世界の果ての通学路。

以前、桜坂劇場で上映されていた

「世界の果ての通学路」

という映画。

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これです。

これは観に行きたいなーと思っていながらも、

のらりくらりと過ごしていたら、

上映が終了してしまい、

クールポコ状態。

(やっちまったなーってことですよ)

 

がしかし、そこは僕の日頃の行いがいいせいか、

見逃したこの映画を同劇場で再上映するとの情報が耳に入り、

藤井隆状態でいたのですが、

(嬉し恥ずかしオーマイハートってことですよ)

年末年始であくせくと過ごしていたら、

上映期間中に行く暇がないことに気づき、

再びのクールポコ状態。

(もうどーいうことかわかっていますよね)

 

がしかしのしかし、

そこは僕の日頃の行いがそーとーいいらしく、

この映画をNHK様が放送してくれまして、

もう小田和正状態。

(言葉にできないってことですよ)

 

そしてさきほど、この「世界の果ての通学路」

を観たんですが、

奥様が隣にいなかったら、きっと泣いちゃってたと思います。

 

この映画は、

アルゼンチン

モロッコ、

ケニア、

インド、

(FIFAランキング順に並べさせていただいています)

の子供たちの日常の通学風景を撮影したドキュメンタリー映画。

 

僕たちにしてみれば秘境みたいなところで暮らす子供たちを見て、

なるほど世界の果てはすごいところだわ、

と思って観ていたのですが、

映画が進むにつれ、

子供たちのその無邪気さがみえてきて、

世界の果てとはいえ、どこの国でも子供たちの純粋さは共通だなと。

あー面白かったと思っていたら、終盤。

子供たちが学校に通うことに対する思いを語るシーンがあるんですが、

ここが本当にすばらしい。

 

はっきりとした将来へのビジョン(夢)を持っているから、

たとえ今置かれている状況や、そこまでの道のりが平坦ではなくても、

真っ直ぐに向かっていくことができるんだろうな。

僕は何かと理由をつけて、

色々なことから逃げているような気がしていたけど、

それは目指すべき場所がはっきりしていなくて、

ただただ迷っていただけなのかもしれないと、

そう考えさせてくれる素敵な映画でした。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

それにしても通学路に野生のキリンやゾウがいるってすげーな。