共感と憧れのあいだ。
サッカーのアジア杯がオーストラリアで開催されていますが、
残念ながら日本代表は準々決勝で敗退となってしまいました。
本当に悔しい。
悔しすぎます。
どれくらい悔しかったかというと、
試合終了後からみるみる体温が上昇し、
かるい熱発状態となり、
そのまま寝室へ強制送還。
日本代表が敗退したことで、
僕、体調を崩しました。
こんなことは初めましての出来事だったのですが、
年を重ねるにつれて、
サッカー観戦に対する熱い気持ち、
みたいなのがどんどん高まっているように感じます。
代表戦はもちろん、
自分の応援しているクラブチームの試合がある日は、
正直仕事なんて手につかないし、
(とか言って汗水流しながら一生懸命仕事もやっちゃいますけどね。えへん)
正直ご飯なんて後回しでもいいし、
(とか言って食べられることに感謝しながら人一倍食べちゃいますけどね。ごくん)
もーなんなら眠らなくてもいいや、
(とか言って気がついたらリビングで寝ちゃってますけどね。こてん)
という具合です。
自分のことではないのに、
なんでこんな熱い気持ちになるのだろうかと、
冷静な気持ちで自己分析してみると、
2つの説が浮かび上がってきました。
1つめの説。
それなりに年を重ねて色々な経験をしたことで、
一生懸命やったことがうまくいかなかったときのどうしようもない気持ち、
一生懸命やったことをこの舞台にぶつけるぞっていう気持ち、
が多少なりともわかるようになったので、
自分の姿を彼らにぼんやりと重ねて見ている説。
(これが世に言う「共感説」ですね)
2つめの説。
それなりに年を重ねて色々な経験をしたことで、
僕はもう彼らとは違う人生を歩んでしまっているから、
今から彼らと同じようなことをやりたいと思っても、
それはもー無理なんだということに気づいてしまったので、
自分の思いを彼らにはっきりと託して見ている説。
(これが世に言う「憧れ説」ですね)
この2つとその他もろもろのいろんな要素が、
うまいバランスで混ざり合って、
熱い気持ちをつくりだし、
結果、体調を崩すなんてとこに繋がっているんだろーな。
時々、ブラジルとかアルゼンチンでサッカー観戦していた人が、
心臓停止しちゃいました、
って報道されることがありますよね。
んなわけねーだろ、
なんて思っていましたが、
僕もこの調子でいったら、
40年後、50年後、
あぶないかもしれないな。
最後まで目を通していただきありがとうございます。
何かに熱くなる気持ちはいつまでも持っていたい。