楽じゃないけど、楽しい道を。

この3日間、

久ーしぶりに21時オーバーでの帰宅。

そいつはさぞかし疲労困憊、

かと思いきやこれが意外とそーでもない。

 

思い返せば今から6、7年前。

(あーもーそんなになるんだね)

就職して間もないあの頃は、

右も左も、上も下もわからず、

毎日のように押し寄せる荒波、さざ波をかきわけて、

憧れの先輩たちの背中をただひたすらに追い続けていましたね。

少しでもその背中に近づこうと、

あいている時間をつかってはその技術を盗もうと観察し、

あえて隣の席に座っては質問攻め。

そして、

頼れる同期と一緒に試行錯誤しながら練習を重ねる日々。

その練習に夢中になって、

気がつけば21時を過ぎていることなんて珍しくもなく、

22時すぎに自宅へ帰り、

23時に炊飯器のスイッチをいれ、

24時を迎える頃に夕飯を食べる、

なーんてこともありました。

 

あの頃は、

練習しても出来ないこと、

質問して答えてもらっても理解できないこと、

も多くて、

悔しい思いもたくさんしたし、

なんとなく悩んでいることもあったし、

きっと疲れもたまっていて、

楽ではなかったと思う。

それでも、

あの日々は、

なんだか照れくさいけど、

すげー楽しかったんだよね。

 

そして時は流れ、

就職してから7年がたった今。

憧れの先輩たちの背中は、

未だ遥か遠いところにあるんだけれど、

あの頃と確実に違うことは、

こんな僕の姿に刺激を受けているやつができたってこと。

(直接言われたわけじゃないけど、なんとなくそーなんだろーなって感じるわけさっ)

まだまだ目指さなきゃいけないところもあるんだけど、

そこから得たものをまた次の人たちに伝えていくっていうのも、

今の自分の役割の1つであると、

勝手に思っていて、

だから質問されたら精一杯答えてあげよーと思うし、

壁にぶつかった時は一緒に悩んであげよーと思う。

家に帰るのが遅くなることが決していいことだとは思わないし、

楽なことではないんだけれど、

でもやっぱり、

楽しーんだよね。

ちょっと忘れてたこの感覚を、

久々に思い出した、

そんな3日間。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

そーそー、

あの頃と確実に違うことがもう1つあった。

21時すぎに自宅に帰ったら、

「おかえり」

って声が迎えてくれること。

なんてね。