継がれていくモノ。

ご飯を作っている傍らで、

使った調理器具やら、

お弁当箱なんかを洗っていたら、

「手伝ってくれてありがとー」

って言われた。

 

手伝っているつもりはないよ。

やりたいからやっている。

ただそれだけ。

 

それなのに、

「ありがとー」

って感謝されちゃった。

なんか、

すいません。

・・・にひひ。

 

自分のためにってわけでもないし、

誰かのためにってわけでもない。

ただただそれをやっていただけ。

なんでもないことだけど、

それがどこかの誰かにとっては、

忘れられない出来事になっているのかもしれないと、

そー思ったら、

日々やっていることに、

無駄な時なんてないなーと思えてくる。

 

そーいえば、

小さい頃、

「どこで誰が見ているかわからないんだからね」

と親によく言われた。

あの時は、

「誰が見ているのかわからないんだから、

悪いことはしちゃダメだよ」

って意味だと思っていた。

もちろんその意味もあると思うけど、

「普段やっていることを、

しっかり見ててくれる人もいるんだよ」

って意味もあったんだなーと思った。

 

最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

自分もその立場になったら、

教えてあげようと思う。

「どこで誰が見ているかわからないんだからね」

って。