いざ、マカオへ。

先週末から3泊4日で香港旅行に行っていたので、

その日々のことを振り返りながら綴っています。

昨日は1日目のことを綴ったので、

本日は2日目の出来事を。

 

2日目の目的はマカオに行って世界遺産巡り。

今回の旅行で調べるまで、

マカオがどこにあって、どんなところなのか、

まーったく知らなかったのですが、

マカオは国ではなく、

中国の行政区の1つで、

中華人民共和国マカオ特別行政区

というのが正式名称らしい。

そして、

全30ヶ所の世界遺産があって、

そのほとんどを歩いて見てまわれちゃうということなので、

THE世界遺産を毎週録画している僕にとっては、

必見のエリアだったのです。

 

ホテルの近くで朝飲茶をしてから、

九龍(カオルーン)にあるチャイナ・フェリー・ターミナルへ。

ターミナルに着くと、

すぐさまチケット販売のお兄様が近づいてきて、

「ここからマカオ行きのチケットね。最後の時間はこれだよ。はい、それじゃ2人でこの金額。よろしくぅ」

的なことをめっちゃ早口で説明され、

まるでベルトコンベアーに乗っかるようにチケットを購入。

ここからフェリーに揺られて1時間でマカオ。

マカオは香港と同じ中国とはいえ、

出入国ゲートはあるし、

マカオ内は「パタカ」という通貨もあって、

(香港ドルもそのまま使えちゃいますけど)

もう1つ違う国に旅行しているような感覚。

 

マカオについて最初のミッションは、

世界遺産散策の中心部となるセナド広場までバスで移動すること。

そんなの簡単やろーと思うかもしれないけど、

日本でバスを利用することがほとんどないので、

バスの乗り降りの仕方がよくわからないのです。

(いつお金払うのか、いくら払うのかわかんない)

それが海外ともなると、

言葉も表示もよくわかんないから、

ちゃんと目的地まで行けるかどうか、

それはそれは不安を感じていたのですが、

「ヘタクソな英語を使っても恥はかかない」

ということを1日目で学習したので、

運転手やらバス停付近の人に、

エクスキューズミーを連発。

伝わらなかったり、

ほぼ無視されたりもしたけれど、

迷うことなく無事目的地へ到着。

2日目にしてこの適応能力、

「見たかっ!!」

と誰に伝えるでもなくグッと拳を握りしめ、

セナド広場から世界遺産散策開始。

 

マカオの世界遺産区域は、

ヨーロッパのような街並で、

でもひとつ角を曲がると中国のような雰囲気の路地があって。

ファーストフード店やドラッグストアが並んでいるなと思ったら、

その隣に教会が建っていたり。

そして観光客もたくさんいれば、

そこで暮らしている人もいて、

文化や歴史、人々の暮らしが(たぶん)うまーく混在していた。

 

何から何まで便利なものに置き換えてしまうのではなく、

昔からそこにあるものをうまく利用して、大切にしている。

大切にするってのが、

過度に管理しすぎてその正体が何なのかわからなくなってしまうのではなく、

今でもそこに暮らす人々の集いの場になっていたり、

心のよりどころになっていたりと、

その役割もしっかり継承されていることも素敵なことだなと思った。

そしてまた世界中から人々がそこに訪れて、

活気が溢れている。

この空間がこの状態で保存されるのではなく、

こうやって変化しながら存在し続けてほしいなと思った。

そーいえば、

僕が沖縄に移住してきた理由の1つは、

これに似ているような気がするんだよね。

沖縄にはこーいう雰囲気があって、

それを味わいたかったんだよな。

そんな気がする。

それを思い出した、マカオ。

いいところだったよ。

ただ、

めっちゃ暑かったけどね。 

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最後まで目を通していただきありがとうございます。

 

朝買ったフェリーの往復チケット。

帰りは違う港からの発着になっていて、

港を移動したりとバタバタしましたが、

なんとか尖沙咀のホテルまで戻ってくることができました。

たとえ早口の英語だったとしても、

しっかり理解するまで人の話は聞かないとダメですね。