またね、香港・マカオ。
先週末から3泊4日で香港旅行に行っていたので、
その日々のことを振り返りながら綴っています。
本日は4日目の出来事を。
香港旅行最終日はほぼほぼ移動。
ホテルを出発して、
バスで駅へ、
駅から空港へ、
空港から自宅へ、
といった具合に。
早めに到着してしまった空港で、
(マカオに行ったとき、ここの港じゃないですよってなことになったので、万が一に備えて早めに行動したのでした)
腹ごしらえや、
残った香港ドルでコンビニのお菓子を購入したりと、
のーんびり過ごす。
搭乗時間が近づき、
これで旅行が終わってしまうという寂しい気持ちを引きずりながら、
沖縄行きの飛行機が出発するゲートへ。
ここ、香港国際空港、
めっちゃ広いので、
空港の中で1回電車乗らなきゃいけないし、
その後長ーいエスカレーターを上がって、
さらに長ーい動く歩道みたいなのを通って、
ようやくゲートへ辿り着く。
搭乗時間になるまで、
椅子に腰掛け待機していると、
どこかで見たことのある集団が。
オーマイガッ・・・
あの後ろ姿、
行きの飛行機で隣に座った、
(おそらく)イタリア風アメリカ系外国人率いる、
フライト中ずーっとテンション上がりっぱなし集団ではないか。
うん、
間違いない。
最後の最後まで思い出を残させようとする香港、
おもしろいではないか、
と思いながら機内へ。
座席に腰掛け、
彼はまた隣ではないだろーなとキョロキョロ見回すと、
向こうから、
「ハーイ」と言わんばかりの笑顔で手をあげてくる彼。
どうやら覚えていてくれたみたい。
おい、
いいやつやないか。
結局席は隣ではなかったのだけれど、
さすがに旅の疲労感があるのか、
帰りのフライトはおおよそ静かに過ごし、
(おおよそってことは多少はありましたよ。激しめロックの音漏れとかね)
無事沖縄に到着。
家に帰るまでが旅行。
那覇空港から、
モノレールに乗って数駅移動。
乗った瞬間、
「何この安心感」
という感覚と、
「何この空虚感」
という感覚の、
両方がやってきた。
香港では、
切符を買うのも、
バスに乗るのも、
街中を歩くのも、
ちょっとスリリングで、
大丈夫かなーという不安感と、
この先はどーなっているんだろうという期待感とがあって、
何をするにしてもドキドキする気持ちがあった。
沖縄に戻ってきて、
モノレールに揺られても、
不安感もないし、
期待感もないし、
ただ、
窓の外で流れる夕陽がキレイだなーくらい。
それがなんだか少し、
寂しかった。
先のことがわからないまま前に進むことは、
不安もあるし、
失敗しちゃうこともあるけれど、
新しい経験の中に、
多くの発見があって、
それを楽しむことができる。
周囲のことを把握した上で前に進むことは、
安全で安心だし、
変化は少ないかもしれないけれど、
その余裕からうまれる時間の中に、
いくつかの発見があって、
それを楽しむことができる。
旅行する環境と、
生活する環境とでは、
その役割や見え方が違うのは当たり前のこと。
それはわかっているけれど、
まだまだ、
もっともっと、
新しい経験を繰り返していきたいと、
そう思っている。
少なくとも今の段階では、
安定という状態に落ち着くよりも、
そっちを選択していきたいと、
そう思っている。
最後まで目を通していただきありがとうございます。
色々な経験の中で、
色々なことを考えさせられた香港・マカオ旅行。
サイコーでした。
さて、次はどこへ行こーかな。